アメリカ追従はやめよ!核兵器禁止条約の実現へ、日本政府の態度を批判
昨日、予算委員会で核兵器問題を質問しました。
岸田外務大臣との正面対決。
核兵器禁止条約締結を求める決議に反対した安倍政権は、「核保有国と非核保有国との橋渡し」の役割すら投げ捨て、被爆者・国民の願いに背を向けました。
「決議案に棄権ではなく反対せよ」と求めるアメリカに言われるがままの態度表明を批判。
トランプ大統領が核戦力強化をうたい、核戦略見直しの大統領令も発令するなか、「『日米同盟第一』は不変」というアメリカ言いなりの姿勢は決して許されない。
被爆国政府として核兵器のない世界の実現のため、態度をあらためよとうったえました。
質問の最後に、あらためて被爆者の声をつきつけて終えました。
「私の母校、広島市立舟入高校の前身、 広島市立第一高等女学校は、広島市内の学校で最も多い 676 人の原爆犠牲者を出した。その一人であった妹さんを失った、ある女性の手記にはこう書いてあった。『朝は元気に出て行ったのに、爆風で、お寺の塀壁の下敷きになって死んでいた同級生や、水槽の中で片足しか残っていなかった生徒。名もなく、道もなく、青春もなく、勲章ももらわずに、みんな、木の葉のように焼かれて、消えていった。妹は、この世の中に何も残さずに消えていったままなのです』。
我が国はこうした痛苦の犠牲の上にたっているということを今一度、大臣に認識していただきたい。 いまこそ被爆者の願いにこたえてアメリカにもはっきりものをいい、核兵器のない世界の実現への先頭に立つことを求める」。
引き続き、がんばります。