エッセイ

2016年06月10日

参議院選挙―日本共産党が伸びれば政治が変わる(民報2016年6月)

 日本共産党がのびれば政治はかわる!――国会で活動させていただくようになり、あらためてこのことを確信しています。前回参院選をたたかった3年前当時、参議院の私たちの議席数は6、衆議院は8議席、第7党でした。そこから2回の国政選挙で躍進をさせていただき、参議院は6から11へ、衆議院は8から21議席、あわせて32議席となり、第4党、野党第2党の地位を築くこととなりました。

 そのことによって何が変わったか。なによりも日本共産党の質問時間と回数が増え、国民の声がたくさん届くようになりました。参議院では、本会議の登壇回数が3回から33回へ10倍以上になりました。1年生議員である私でも、去年と今年の2回の国会でこれまでに31回の登壇をさせていただきました。私の回数くらいは他の議員みんなやっていますので、21人の衆議院議員団全体で600回以上、衆参32人で900回から1000回を超える規模で、国民の声を届けたことになる。まさに、「カラスの鳴かぬ日はあれども共産党国会議員団が質問をしない日はない」という状況になりました。そのことと、かつてない規模で広がった主権者国民のたたかいとがあわさって、今日の野党共闘が実現したと私は確信しています。参議院選挙でさらに日本共産党をのばして、本格的に政治を前に進めていく力にしようではありませんか。

 ちなみに春名なおあきさんは、現職時代の7年間で実に240回を超える論戦をおこなったとのこと。私の倍以上です。あらためてそのすごさを痛感します。まさに、この人を送らずして誰を送るのか――全力でがんばります。