強行「採決」に満身の怒りで抗議する!
昨日おこなわれた委員会での強行「採決」は、一片の道理もない史上最悪の暴挙でした。
委員会所属以外の与党議員が委員長をとりかこみ、スクラムを組んで、何がおこなわれているかもわからないまま、5つのことを決めたとのこと。
委員の質疑権と評決権を奪うとともに、二回の公聴会ののち、いっさいの質疑がおこなわれず「採決」され、参議院の歴史、日本政治の歴史にかつてない重大・深刻な汚点を残すことになりました。
なにより公述人の意見をふみにじるこれ以上ない無礼であり、いっかんして批判されてきた「国民の声を聞かない」という安倍政権の、まさに象徴的姿、結論がここにあらわとなりました。
つまり、「採決」されたとは決して認められません。
これら一連の暴挙に、私は満身の怒りをもって、抗議をしたいと思います。
しかし、国民の怒りと主権者としての自覚は、さらに高まることはあっても、もう後戻りすることはありません。
引き続き、平和と民主主義を守るために全力をつくすとともに、今日も最後まで成立阻止、廃案のために奮闘したいと思います。
そんななか昨日は、ずっと以前から予定されていた、奈良県から修学旅行で来られた小学6年生のみなさんとの質疑・交流の機会がありました。
①安保法制②中国・韓国との関係③マイナンバー制度④東京オリンピック・パラリンピックの4つのテーマで、事前学習してきたことを聞かせていただき、日本共産党の政策・立場をお話ししました。
まっすぐな眼差しと熱心に意見表明をする一人ひとりの姿にとても感動しながら、私も全力で、私自身の信念も含めて語りました。