アメリカモンタナ州で化石燃料に違憲判断
「米若者16人、州に勝つ」――アメリカ・モンタナ州で〝化石燃料に依存する州政策は憲法違反だ〟と若者たちが州を訴えていた裁判で、最高裁は原告の訴えを認める判決を出した(本日付 #しんぶん赤旗 より)。「気候変動で未来が脅かされているすべての若者にとっての勝利だ」と原告。判決は「若者らは汚染されていない健康な環境を享受する固有の権利」を持っているとキッパリ。こうした気候訴訟は世界中で広がり、日本でも今年8月、若者たちが火力発電事業者10社を相手に提訴。日本はG7の中でも唯一、石炭火力の廃止期限を定めていない。「健康な環境」を未来の世代がきちんと享受できるよう、日本でも彼らとも力を合わせて、こうしたたたかいと政治を変えるとりくみを一体に前進させたい。