活動日誌

長生炭鉱水没事故犠牲者の遺骨収集を政府に求める

画像山口県政府交渉のつづき。戦前、多くの朝鮮人労働者が亡くなった長生炭鉱水没事故の犠牲者の遺骨収集についても要望。政府はこれまで「遺骨の具体的な場所が特定できない」とその発掘に背を向けている。今回も担当者から「遺骨発掘にむけた実地調査を行うだけの対応可能な範囲を超えている」と答弁。黙っておられず「あなた方の答弁を聞けば聞くほど、戦前の天皇制政府が朝鮮人労働者たちにどれほど過酷な労働を強いてきたのかと感じずにおられない。今の技術を持ってしてもたどり着くことができないほど海底奥深くで彼らを働かせてきたということに他ならない。なんと非人道的なことか」とうったえ。なんとしても国の責任で遺骨の発掘と収集に踏みだすべきだと重ねて強く求めた。やっぱりアメリカと財界いいなり、過去の歴史にまともな反省のない自民党政治の中でトップの顔を変えたくらいで解決する問題では決してないなとあらためて痛感。