参考人全員が「安保法制は違憲!」
すでに大きなニュースになっていますが、本日おこなわれた私も所属する衆議院憲法審査会での参考人質疑で、参考人として来られた3人の憲法学者のみなさん全員が、いま国会で審議されている安保法制は違憲だということをはっきり主張されました。
民主党の中川委員が先に質問をされたので、そちらが主に報道をされておりますが、実は、そのあと私も3人の方に質問をしました。
動画がありますので、ぜひご覧ください。
私は、憲法9条の制定過程から、それが解釈でゆがめられてきた歴史についてふれながら、それをもふみにじる昨年7月の閣議決定とその具体化としての立法作業は、立憲主義をふみにじるやり方ではないかと問いました。
そして、私からもあらためて「今度の法案では、非戦闘地域という概念を取り払い、自衛隊の活動範囲が拡大し、そこで戦闘行為と一体不可分である兵たん活動にとりくむこと、また、米軍等の部隊の武器等防護など武器使用の権限が拡大すること、そして、集団的自衛権行使による他国領域内での敵基地攻撃についても憲法解釈上は可能だとの答弁もある。私はどれをとっても明らかに憲法9条に違反していると考えるが、みなさんのこの法案の内容についてのご意見をお伺いしたい」と質問し、3人ともそれぞれの立場から違憲の意思を表明されました。
憲法違反の法案は廃案にする以外にありません。
引き続き、がんばります。