基幹産業の農業は小規模“家族農業”が基本
「小規模こそ希望」。農林水産業の話。世界全体の農場数の9割以上が家族経営でそこで全体の8割を超える農産物が生産されている。実は土地生産性も小規模のほうが高い。もちろん環境への負荷を減らし持続可能性という面でも。国連も「#家族農業の10年」と銘打ち小規模の家族経営の重要性を強調。日本の農政も大規模一辺倒の路線の転換を決断せねばならない。いち早くそのことに取り組んできたフランスは #農業の多面的機能 を重視し政府が手厚い支援を実施。農家所得の9割が補助金。結果、フランスの農家の平均年齢はなんと40歳代。日本は70%以上が65歳以上。どちらに未来があるかは明らか。酪農も漁業も林業もすべて小規模こそ時代も世界も求めている。先日発表の #日本共産党 #参院選政策 でもこのことを大事な柱として掲げている。「#農林水産業を基幹産業に 位置づけて振興し、#食料自給率を引き上げ ます」。ぜひご一読を。そしてここまでの内容、出典はすべて『議会と自治体』6月号。https://jcp.or.jp/web_book/cat458/cat2/… 今号の特集は「農林漁業・農山漁村の持続的な発展へ」。めちゃくちゃ面白かった。自身にとって一番ためになる雑誌。地域のかけがえのないとりくみやたたかい、そして希望が見えてくる。この期に定期購読もぜひ。