活動日誌

2015年05月28日

IPU世界若手議員会合に参加しました

この3日間、IPU(列国議会同盟)が主催する、「世界若手議員会議東京会合」に参加をさせていただきました。
この会合は、世界各地65ヵ国から245人の若手国会議員(45歳以下)が結集し、「社会経済危機の世界における若者」「平和及び繁栄を促進するために、若手議員は具体的に何をすべきか」などのテーマで、討論をおこなうというもの。

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そこに日本の衆参の若手国会議員20人が日本代表団を構成し、私も日本共産党を代表して辰巳孝太郎参院議員とともにその一員として加わり、参加をさせていただきました。

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会合では、人数も多く、発言の機会はまわってきませんでしたが、コーヒーブレイクや夕食交流会などの場で、積極的に各国の議員のみなさんと有意義な交流をさせていただきました。

ざっと、交流をした方の国をあげてみると…、
カンボジア、ケニア、ジンバブエ、ブルガリア、フィリピン、モロッコ、アルゼンチン、リトアニア、ベトナム、ナイジェリア、モザンビークの11ヵ国。

(モロッコの方の民族衣装はとっても素敵でした)

(モロッコの方の民族衣装はとっても素敵でした)

フィリピンのアルバレス議員は、32歳の女性。
自州に国立大学を設立する法令をつくったという彼女と大学問題で交流しました。
フィリピンは、国立大学の学費は半期で2万円。
給付制の奨学金もあり、ほとんど無料で通うことができると話していました。
私から「日本の国立大学の初年度納付金は80万円を超える」と話すと、驚いて何度も通訳の方に額の確認をしていました。
給付制の奨学金もなく、少なくない学生が勉強時間を削って、アルバイトをし、学費や生活費をまかなっていることを話すと、ため息をついていました。

リトアニアのガプシス議員は33歳。
この若さで国会の副議長も務めておられ、「若い議員がどんどん発言をしていかなければならない」と熱く語っておられました。

ケニアの34歳の女性議員とも交流(名前は聞けず)。
私から「去年初当選をし、まだ5ヵ月で勉強の日々です」と自己紹介をすると、「勉強は議員になるまでにしておかなければならない。任期中目一杯働くためにすぐに動かなければならないのだから」と叱咤され、その熱意にたいへん学ばされました。

また、会う方たちみなさんへ「私は広島の出身です」「核兵器のない世界を築くためにも、ぜひ世界ではじめて原爆が落とされた都市である広島に来ていただき、平均年齢が80歳を超えた被爆者の話を直接聞いていただきたい」と話すと、みなさん真剣な表情で、「その通りですね」「ぜひ機会をつくりたい」とおっしゃっていました。

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世界各地で奮闘されておられる同世代の議員のみなさんとさまざまな交流をし、たいへん刺激を受けました。

こうした貴重な機会をいただけたことに感謝しつつ、引き続き、日本の国会で国民の願い実現のために奮闘する決意です。