参院で倉林明子議員がPCR検査の拡充を要求
参議院議運委員会で倉林さんが質問。どうやって感染拡大に歯止めをかけるのか。総理が強調するワクチン接種と抗体カクテル療法は重症化を防ぐ効果はあるが感染拡大防止策ではない、と。拡大防止には感染者をいち早く発見することが重要だと広島県の大規模PCR検査方針を紹介。全国に広げよと求めた。西村大臣は「いろいろな意見がある」とお茶を濁したが、広島では調査とデータに基づいて一つひとつ進めている。抗体保有調査で抗体保有者と感染者の数が他県と比べて明らかに差が小さいことが証明された。つまり他県に比べて感染者をより多く捕捉できている証拠。大規模検査の成果ではないだろうか。2月におこなった大規模検査で「偽陽性」はゼロだったことも重要な成果。また昨年末の感染拡大が関西地方からの人流が主たる要因だったことがゲノム解析で明らかになったことを受けて夏季対策として駅や空港、SAなどで水際対策としての検査にとりくんでいる。科学的根拠を積み上げながら進めている。
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