生活保護裁判で画期的勝利判決
生活保護裁判の大阪地裁での画期的勝利判決。その前昨年6月には名古屋地裁が不当判決。判決では「国の財政事情を踏まえ」て違法とはいえないと述べた。一方、大阪の生活と健康を守る会の声明に「生活保護基準の裁判で勝利したのは1960年の朝日訴訟以来」との一文が。それで思い出したのは…朝日訴訟の一審判決。「『健康で文化的な生活』は予算の有無によって決められるのではなく、むしろこれを指導支配しなければならない」とズバリ。名古屋判決の真逆の立場。大阪の判決をきっかけに、力に、再び政治にこの位置づけを取り戻さねばと誓う。