活動日誌

「黒い雨」訴訟の広島高裁第二回公判

黒い雨裁判2月17日67az「黒い雨」訴訟の広島高裁第2回公判。原告の高東征二さんの意見陳述。「健康だと思っていた私も2019年、脳梗塞で入院。その後息苦しくなって不整脈で入院。心房細動のカテーテルアブレーション治療を受けた。死への坂道を転げ落ちているような不安を感じている」「私たち黒い雨被爆者に残された時間は僅かしかない。一日一日をやっとの思いで生きてきた。原告だけでなく、その行方を見守っている全ての黒い雨被爆者を被爆者と認めてください」。続く弁護団事務局長の竹森雅泰弁護士の陳述。放射能の被害を受けた可能性があるかどうかが焦点であり、国の控訴理由も今頃膨大な資料を出してくるその姿勢も不当であり却下されるべきだときっぱり。裁判官は結審を宣告。いよいよ判決は7月14日に。高東原告は報告集会でこの日についての受けとめを聞かれ、「遅い! でもそれまで必ず生きぬく!」と。全力で支援し、政治での決着にも全力を尽くしたい。