島根県吉賀町で町長・商工会・農業者と懇談し要望を聞く
島根県の最西端、吉賀町へ。広島市からバスで秋も深まる車窓を横目に2時間弱。まずは岩本一巳町長にごあいさつ。コロナによる倒産をうまないと事業所への直接支援や地域振興券の発行などに力を尽くしてきたこと、「町政最大の問題」という六日市病院の経営を守るための苦心などについてお聞きした。さらに町長が誇らしく語っておられたのは町営の小水力発電所の活用で450世帯分の電力と毎年6000万円の利益をあげ、それを財源に子育て支援策「3つのゼロ」(①子ども医療費18歳まで②保育料③給食費)を実現させた、とのこと。そのアイデアと決断にたいへん感動した。総務省が地方交付税をちらつかせながらこの間押しつけてきた「定員適正化計画」の話題にもなり、町長は「これ以上職員は減らせられない。むしろ増やさなければならないとすら考えている」とキッパリ。住民の命と暮らしを守るという町長の信念に大いに共感し、響きあう懇談となった。その後は商工会、有機農業にとりくむ「食と農・かきのきむら企業組合」へと伺い、街頭宣伝で町民の皆さんにもごあいさつ。これで「中国地方に渦巻くどんな声も聞き逃さない」との決意でとりくんできた中国地方全107自治体の訪問達成!聞いてきた声を国会に届けるためにもいよいよ議席奪還へスパート。