島根県隠岐の島4町村を訪ねて調査①
【隠岐の島調査①】 8月20日から21日の予定で島根県は隠岐の島へ。3年ぶりの渡島。本土から60キロ離れ、松江からフェリーで2時間かかる(天候が悪ければそれ以上)文字通りの「離島」、隠岐の島。離島振興法及び有人国境離島法の対象。今回は隠岐の島町、西ノ島町、海士町、知夫村の4町村全てに伺った。【隠岐の島調査②】 知夫村では平木伴佳村長と懇談。村民600人強の小さな村だが村長の「人口減少に歯止めをかける」との強い意志の下、様々な子育て支援策や移住・定住対策に力を入れ、今では同村の人口増減率・社会増減率は全国トップレベルに。昨年度は合計特殊出生率が「3」を越え、自然増も達成。【隠岐の島調査③】 一番の課題は移住者を迎えるのに住宅の確保が追いついていないことだと。軽い衝撃を受けた。公営住宅の建設にもっと国からの支援をしてほしいとの要望が寄せられ、もっともだと感じた。続いて海士町へ。吉元操副町長にご対応いただき、特にコロナ対応についてのご苦労が語られた。医療体制が乏しく島内には診療所が一つあるだけでPCR検査も感染者の保護もすべて本土に移送せねばならず、それ自体が大きな労力であり、医者も2人しかおらず絶対に感染させてはならないと。臨時交付金が業者への支援に活用でき、とても助かったとも。ぜひ継続してほしいとの要望。