島根江の川氾濫被害調査③
【江の川氾濫被害調査③】 最後は江津市。県内で最も被害の大きかった自治体。市内の江の川流域65キロメートルのうち4割が無堤区間。そのうち、渡田、大貫、田津、小田、長良、川平の各地域へ。大貫地区のYさん、田津地区のOさん、どちらも2年前は1階部分は天井まで浸かるなどの全壊の被害に。そしてせっかくリフォームしたのにまた今回も被害を受けた。「早く堤防を作ってほしい」「今後もここに住むのか悩んでいる」。つらい思いが吐露される。山下修市長と懇談。「中国地方全13水系の中で江の川が一番整備が遅れている。治水予算を確保し整備を急ぐことや移転補償の支援も強めてほしい」。災害救助法は適用され、それに続いて激甚災害への指定もお願いしたいと。私から災害救助法の「住宅の応急修理」の内容がこの間拡充していることについてご説明し、さらに実態に見合った支援となるよう求めていきたいと伝えた。1泊2日で駆け足でまわった。30度を超える汗ばむ季節となり、本当に被災者の皆さんはこれからの生活を送るのが大変。出された要望をまとめ、党県議団、江津市議団、むこせ慎一島根2区予定候補らとともに、これから国や県へ申し入れをおこなう。命と財産を守る政治へ私もその責任をはたさねば。