軍事費削りコロナ対策に――岩国・愛宕山見守りの集いに参加
日本共産党の大平よしのぶ前衆院議員(衆院比例中国ブロック予定候補)は6月11日、山口県岩国市で米軍岩国基地強化に反対して1が付く日に開かれている「愛宕山見守りの会」に参加し、基地をめぐる取り組みや国の第2次補正予算案の問題点を訴えました。
大平氏は、同基地の空母艦載機の硫黄島(東京都)での離着陸訓練(FCLP)実施と岩国基地などの代替え施設指定が発表された直後、中四国防衛局に抗議の申し入れ(5月14日)をし、米軍基地内の新型コロナ感染情報が公開されない問題や爆音被害などについて、近く同局と交渉すると報告。「無駄な軍事費を削り、米軍への『思いやり予算』をやめてコロナ対策に回せの声を上げよう」と呼びかけました。
雨のため屋内で開かれた集いには約30人が参加。愛宕山を守る会の岡村寛代表は「空母での感染実態が分からず不安だ。米軍の説明を鵜呑みにする氏県の対応は信頼性がない」と訴えました。
大平氏は集いの後、基地滑走路北側で基地の現状を調査しました。