声を上げれば政治は変わる―大平・小松時事対談
日本共産党の大平よしのぶ前衆院議員(衆院比例中国ブロック名簿登載予定者)が生出演するインターネット番組「じゃけえ日本共産党」が6月5日、配信されました。小松泰信岡山大学名誉教授との時事対談は3回目です。
大平氏は、党が今月発表した2つの提言を紹介したうえで、2次補正予算案で国民や野党の要求が盛り込まれたことについて「運動と論戦の力で実現させた。国民が声を上げれば政治は変えられる」と強調する一方で、10兆円もの巨額の予備費が、時の政権の判断で国会の事前承認なしに自由勝手に使えるものと告発。その上で、検察庁法改正案では今国会での成立を断念に追い込んだことや、自民党の河井克行前法相と妻の案里氏の公選法違反事件では安倍政権への怒りの声が大きくなっているとし「ポストコロナのなかで、新自由主義路線の破綻と転換を求める動きというのがいろんな形で出ている」指摘しました。
小松氏は、コロナ禍でも大企業が内部留保488兆円をため込んでいるとの「赤旗」の記事(同日)にふれ「異常な額で、許されない。働く人のことを何も考えていない」と主張。「まっとうな政治家を選び、まっとうな政治を取り戻すのみ」と。
大平氏も「安倍・自民党政治からの転換をみんなと求めていきたい」と力説しました。