施政方針演説を聞き、大きな憤りと対決の決意を
今日の本会議では、総選挙後、最初の安倍政権の立場表明となる施政方針演説がおこなわれました。
本当に憤りを感じる内容でした。
演説の最後に、安倍首相は「15年続いたデフレの最大の問題は、日本人から自信を奪ったこと」と述べましたが、私は、「違う!」と思いました。
この間の悪政が日本と国民から奪ったのは、働く人たちの賃金と安定した雇用であり、どんな人だって安心して生きていける社会保障・セーフティーネットであり、「国民の声を聞く」という当たり前の民主主義であり、子どもたちの笑顔と若者たちの夢ではないか、と。
本当に今国会は日本の平和にとっても、国民のくらしにとっても、正念場のたたかいになるということをあらためて痛感、自覚し、国民の怒りと願い、生の声をぶつけること、国民の立場にたった対案を示すことにこだわりぬいて、論戦でたたかいぬきたいと思います。
それから、今日は福山市議団のみなさんらが上京され、私も一緒に福山市政の諸問題について、総務省のレクチャーを受けました。
その一つ、福山市を中心とした連携中枢都市圏の構想について、では、1時間強、いろんな角度から話を聞きましたが、どれだけ聞いても、人口も、行政機能も、施設建設も、福山市に集中し、周辺自治体(とくに世羅町や神石高原町など過疎の町)のサービス低下、人口減少に拍車をかけるんじゃないかという、心配の思いがぬぐえませんでした。
「平成の大合併」の二の舞を繰り返させてはならないし、この動きが「道州制」につながらないよう、しっかり監視し、国と地方とで力をあわせて、悪いものはくいとめなければなりません。
そして、地元福山のみなさんと国会で会えたのがとってもうれしく、元気もいただけました。
本当に地方議員のみなさんのご奮闘には頭が下がる思いです。
今日もまた一つ、たいへん勉強になりました。