3中総に立ち返り感じていること
今日は、自分自身の共産党員としての決意をまとめています。
広く有権者のみなさんに読んでいただくものではないかもしれません(すいません)。
その前に、昨日JMIUの国会請願デモとの連帯の写真だけご紹介。
さて、日本共産党は先月20日、第3回中央委員会総会(3中総)を開催し、今度の総選挙の結果とその政治的意義について明らかにしました。
その一つは、今度の総選挙での躍進は、これまでの反共戦略の全体を打ち破って勝ち取ったということ、もう一つは、本格的な「自共対決」の時代を開いたということです。
最初に読んだときはさらっと受けとめましたが、この間、国会活動に身を置くなかで、あらためてその意義を少しずつ実感しはじめているところです。
代表質問など国会論戦を通じて、国民のみなさんが固唾をのんで見守っている重要問題――消費税10%増税、社会保障切り捨て、集団的自衛権、原発再稼働、沖縄新基地建設、など――に対して、国民の立場で明快に安倍政権の姿勢を問い、対案を示しているのは日本共産党だけであること、答弁を聞けば、事実からも国民の声からも目と耳をそらし、まともにむきあえないところまで、自民党政治がゆきづまっていることを、目の当たりにしています。
また同時に、「自民党との正面対決」とか、「反共戦略を打ち破る」ということは、口でいうほど生やさしいものではなく、本当に苦闘の歴史そのものであり、そこに自分自身も共産党員として、国会議員として、正面から向き合う覚悟が求められるということも、ごくごくわずかな体験ですが、少しずつ実感しつつあります。
昨日、不破哲三さん(日本共産党元議長)を講師におこなわれている「理論活動教室」に参加し、不破さんの実体験も交えたこの半世紀の政党戦線史を学んだことも、とても衝撃をうけ、私にさらにそのことをつよく自覚させました。
これまで、「日本共産党の苦闘の歴史」についても、「政治対決の弁証法――党の躍進と反共戦略」についても学んではきましたが、正直それは「知識として」という範囲にとどまっていたと思います。
これまで先輩たちが体をはってがんばりぬいて、ここまでの前進を築いてきたことをしっかりと胸にきざみ、そのバトンを受け継いで、自分は国会議員という立場と役割のなかで奮闘しなければ、ということを一歩ずつ自覚しはじめている、今日この頃です。
3中総に繰り返し立ち返りつつ、不破さんの『政策活動入門』を学びながら、そんな思いにふけっています。