教育予算拡充めざしてがんばる
今日は教育問題を考える一日でした。
一つは「奨学金の会」のみなさんとの懇談。
研究者や教員、大学生、大学院生などのみなさんから、それぞれが置かれている深刻な実態についてお聞きしました。
同時に、みなさんのねばりづよい運動が政府を一歩ずつ確実に動かしていることもおたがいに確信にしあいました。
貸与制奨学金は無利子が当たり前にさせ、一日も早く給付制奨学金を創設すること、奨学金の返済困難者への救済制度を拡充することをなんとしても実現させなければなりません。
来週、私たち日本共産党の宮本たけし衆院議員と畑野きみえ衆院議員が、予算委員会でこの問題をとりあげる予定です。
もう一つは、「私学の学費負担解消を求める集会」への参加。
659万筆を超える署名を集め、たくさんの教員や保護者、高校生たちが来られていました。
署名の紹介議員も党派を超えて広がり、この集会にもたくさんの国会議員が参加されていました。
私も一言あいさつ。
「『親に金食い虫と言われ、家で息が詰まる思いでいる』という高校生、『上の子は自由に学校が選べ、下の子は公立しかダメと、家庭内でも教育格差が生まれている』と話すお母さん…この課題は本当に待ったなしです。私も母子家庭で苦労をしましたので、みなさんと力をあわせてがんばりたい」。
文部科学委員として、教育予算の拡充めざし、全力でがんばってまいります。