活動日誌

周防大島町貨物船事故被害調査のうえ政府交渉へ

11月6日」2018年11月6日周防大島町で懇談 周防大島水を運ぶ【周防大島町貨物船事故被害調査①】まずは町役場と、とりわけ困難の大きい東和地域の住民の皆さんのところへ広島から持ってきた水を届けました。その後、椎木巧町長、荒川政義議長からお話を伺い、住民の方からも困りごとなどを聞きました。

【周防大島町貨物船事故被害調査②】まず一つ目の問題は全島断水に関して。仮の仮の送水管がつながり明日から給水所が9カ所から14カ所に増えるが、それでも給水所まで行けない人たちが困っています。各地域の民生委員が配って回っていますが追いついていません。

【周防大島町貨物船事故被害調査③】実際に各家庭の蛇口から水が出るのは早くても12月上旬ということで様々な問題が起きている。「お風呂にまともに入れない。トイレの水は川でくんでいる」「洗濯もできずコインランドリーは行列」「小・中学校の給食がつくれず子どもたちは毎日パンと牛乳とお菓子」

【周防大島町貨物船事故被害調査④】二つ目の問題は大島大橋の交通規制に関して。現在ほぼ終日片側交互通行であり、加えて風速5Mの風が吹けば通行止め(今日も発生し私たちも巻きこまれた)、2トン以上の車は通れず、緊急車両などが通る場合はその間はすべて通行止めで、深刻な渋滞が発生している。

【周防大島町貨物船事故被害調査⑤】「みかんの運搬に支障が。軽トラックで小分けにして運ばざるをえず一日70往復している」「島外の高校生たちが通えず、商船高校は来月上旬まで休校」「ガソリンが足りないので、給油は1回10リットルまで。2日に1回、多いときは毎日入れにいかないといけない」

【周防大島町貨物船事故被害調査⑥】さらに観光業への打撃――ホテルはすべてキャンセル、修学旅行も中止、道の駅などの売上も例年の1~2割程度――や、今後の貨物船事業者に対する損害賠償請求をどうしたらいいのか(町にも県にも経験もノウハウもない)なども深刻。

【周防大島町貨物船事故被害調査⑦】今日聞いた要望をまとめ、山口の皆さんとともに上京し政府交渉にもとりくみ、解決のために全力をつくす。