地域の努力・取り組みを支える政策を
隠岐の島調査2日目は、島前の海士町と西ノ島町に伺いました。
「自身の給与を50%カットするなどしてつくった2億円の財源をつかって、子育て支援条例もつくりすすめてきた」(海士町・山内道雄町長)
「漁業・畜産の新規事業者には500万円を上限に初期投資の補助や、町が主催して公民館を会場にした“婚活パーティー”などにもとりくんでいる」(西ノ島町・升谷健町長)
町独自の様々な努力や工夫のなかで、両町とも移住者・定住者を増やし、人口の社会増率が全国トップ10に入っているとのことでした。
同時に、交流人口を拡大していくにはもっと国の支援が必要だということもうったえられ、「ぜひ期待してますよ!」と強い要望が寄せられました。
海士町役場の前で、感謝も込めた街頭演説をおこなうと、役場や森林組合の職員の皆さんたちがわざわざ出てきて聞いてくださり、たいへん感動しました。
商店など含め町で働いている皆さんが、とてもイキイキとされていることも印象的でした。
2日間、たくさんのことを学び、たくさんの宿題もいただきました。
離島で暮らす皆さんの生活や安心をしっかり後押しできるよう、ますますがんばらねば。