活動日誌

2015年05月09日

豊かな自然を守り、再び涙を流さないために――沖縄調査2日目

沖縄調査2日目は、那覇市のホテルを出発し、名護市辺野古にむかいました。

まずは、海上からの調査から。

日本政府が何の根拠もなく勝手に決めている、常時立ち入り禁止区域近くにいくと、4~5隻の海上保安庁の巡視船が私たちの船のまわりにつけ、威圧的な監視をおこないます。

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「国会議員がおこなう調査を妨害するな」と毅然と抗議もしつつ、区域を区切る目印にしているフロートにつけた45トンもある重りが、サンゴを破壊している現場などの視察をおこないました。

その後、新基地建設に反対する座り込みをおこなっているテントを伺い、一緒に座り込むとともに、一言ごあいさつもさせていただきました。
稲嶺ススム名護市長も来られ、連帯の固い握手もおこないました。

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そして、さらに北上し、今度は東村の高江地区へ。
この地域に住民合意もない、自然を壊し騒音被害をまきちらす、オスプレイのヘリパッド建設がねらわれており、それに反対して座り込みを続ける現地に行き、伊佐真次日本共産党東村議員からお話を伺いました。

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それにしても、沖縄はどこへいっても、きれいで透き通る海、青くて広い空、生い茂る森や山の木々など、豊かな自然に囲まれており、本当に美しく心がいやされます。

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こんな美しい地域に、空を見れば米軍機が爆音を響かせながら飛行し、海を見れば埋め立てて基地をつくろうとし、森に行けば木々を削ってヘリの離発着場をつくろうとする。
自然を破壊し、市民の平穏な暮らしを破壊してすすめられる、米軍基地の拡大強化は絶対に許すわけにはいきません。

昨日、ある沖縄の方から次のようなお話を聞きました。
「8歳のとき、同級生の女子が米兵に犯された上に殺された。私たちはそうした涙を一度ではなく何度も流してきた。そこに自民党も共産党もない」。

いま広がっている「オール沖縄」の背景にある、沖縄の痛苦の歴史を、一つひとつ胸に刻んでいます。