活動日誌

2015年05月10日

不屈にがんばりぬくー沖縄調査最終日

沖縄調査最終日。

まずは読谷村のチビチリガマへ。

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1945年、地上戦の最中、幼い子どもたち含む83人がここで「集団自決」をし、尊い命を失ったと聞き、言葉を失いました。

「『自決』というが、自ら死を決意をしたわけではなく、強制された死であった」と語るのは、ガイド役の会沢芽美さん。

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また一つ、沖縄で起きた悲劇の歴史を胸に刻みました。

その後は嘉手納基地、そして、普天間基地へ。
嘉手納基地をかかえる嘉手納町は、町の面積のなんと83%が米軍の敷地なんだそうです。

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約100機の戦闘機が我が物顔で日常的に訓練をし、部品落下などの事故は、ほぼ毎月おこっているそうです。

そして、嘉手納から約5キロ南下するともう普天間基地です。

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あらためて、こんな小さな島に、こんなに米軍基地がひしめきあっている現状に、憤りを感じずにはおれません。

最後は、那覇市長を務め、日本共産党の衆議院議員などを務められた、瀬長亀次郎さんの生涯がまとめられている「不屈館」へ。

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文字通り「不屈」に、沖縄の平和と民主主義を取り返すたたかいに、生涯かけてとりくまれたことがよくわかりました。

瀬長さんが残した「弾圧は抵抗を呼ぶ、抵抗は友を呼ぶ」との言葉に感動し、心が揺さぶられました。

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この3日間で、沖縄県がたどってきた涙の歴史の一端を知りました。
いまなお続く、米軍基地があることによるたくさんの苦しみの一端を体感しました。
それでも、勝つまでたたかいをやめることはないと、あきらめずにがんばりぬくたくさんの沖縄県民のみなさんとお会いしました。
そして、きれいで豊かな自然、おいしいもの・おもしろいものなどたくさんの沖縄県独特の文化にもふれました。

本当に充実した3日間でした。
国会では、いよいよ「戦争する国づくり」へと暴走する安倍政権との正面対決が、正念場に突入します。
沖縄で見たもの・聞いたことを力に、全力でがんばります。

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