活動日誌

中山間地のまち活性化の取り組みを勉強

島根県飯南町にある、中山間地域研究センターに、春名なおあきさんとともにうかがいました。

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中国地方には、山間地域とともにその周辺にも一定規模の集落が存在しており、その全体を指して「中山間地域」と呼びます(この名称そのものが中国地方発祥なんだそうです。ちなみに「過疎」という言葉も島根県でうまれました)。

吉岡延夫所長をはじめ、研究員やスタッフのみなさんに、センターのはたしておられる役割について、実際に地域や集落の活性化のためにとりくんでいる事業も紹介していただきながら、説明を受けました。

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いま、「限界集落」とか「消滅自治体」などセンセーショナルな言葉が世間を賑わし、あたかも地方の衰退が避けがたい時代の流れであるかのような印象がつくられていますが、まったくそんなことはありません。
「小さくても輝く町に」「日本一の子育て村構想」など、自治体や自治連合会のそれぞれが地元ならではの魅力を最大限発揮して、町の活性化のために努力していることや、それらを掘り起こしていくための研究や支援にセンターのみなさんが取り組まれていることなどがたいへんよくわかりました。

「農山村はそんなに簡単には消滅しないぞ、どっこいまだまだ負けません!」という、そんなみなさんの声が聞こえてくるような、たいへん希望のもてるお話を聞くことができ、非常に勉強になりました。
ランチには、センターの近くのレストランで、地元の食材を使った野菜たっぷりの日替わりプレートをいただき、お腹も心もとっても満たされました。

引き続き、実際に現場でとりくみをされている方たちのお話も聞かせてもらいつつ、寄せられた要望が実現するように奮闘したいと思います。