“きらり・未来”すみより聡美

２０２１年１月22日。倉敷市議選挙の期間中に核兵器禁止条約の発効日という歴史的な１日を迎えました。核兵器をもつことも使うことも使うぞと脅すことも、それらの全てが世界中で違法となりました。

県内各地で発効記念イベントが行われる中、私は、倉敷駅で倉敷原水協と新婦人のみなさんが行っていたスタンディングに参加し、記念すべき日を喜び合うことができました。こうやって歴史が進んでいくのだと実感するとともに、被爆地広島をもつこの中国地方こそ「核兵器禁止条約を批准する政府を」と先頭に立って声を上げなければいけないとあらためて決意しています。

　夜は、倉敷駅で毎週行われている「さよなら原発くらしき金曜アクション」に参加しました。２０１２年の７月から９年に渡って毎週欠かさず行ってこられたこのアクション。第４４４回目というゾロ目の回でもあり、「今日こそは」と参加された方が何人もおられました。リレートークでは、口々に脱原発や核兵器禁止条約、被爆者への思いが語られました。

私も「コロナ禍を経験し分かったことは、軍拡や核兵器では私たちの命を守れないということ。核と人類は共存できない。倉敷市から原発ＮＯ、核兵器禁止条約に参加する政府をつくろうの声をご一緒にあげましょう」とスピーチをさせていただきました。市民の願いを運動に、そのうえで選挙に向かうことの大切さを日々感じています。