「あいあいねっと」原田佳子代表と懇談~フードバンク活動に取り組む~
12月14日、広島市でフードバンクの活動にとりくむ「あいあいねっと」の原田佳子代表のお話を伺った。「コロナ禍で貧困の深まりが深刻化している」と原田代表。これまでのように支援団体や社協などに食料を提供していたのでは間に合わないと、コロナ後からは困っている人へ直接送るようにしているそう。「一週間もやしばかり食べている」「一人親家庭で仕事は休業、保育園は休園、4月は3日、5月は2日しか働けなかった」――あいあいねっとには次々と「困った」のメールが届く。原田代表は「私たちは目の前の困っている人を数日間助けることはできる。でも事態を打開するには政治の力が絶対に必要」と。原田代表は「菅政権はそれでもまだ自助だというのか」、資本主義のもうけ最優先のシステムそのものへの意見まで、怒りを込めて訴えられた。まさにおっしゃるとおり。政権交代は待ったなし。もちろん目の前の命を守るとりくみにも引き続き全力を。