西日本豪雨から1年半――被災地を調査
西日本豪雨災害から1年半を迎えようとする1月4日、日本共産党の大平よしのぶ前衆院議員(衆院比例中国ブロック予定候補)が広島県坂町の尾崎光町議とともに、同町水尻の土砂災害現場を視察し、同町平成ケ浜の仮設住宅を訪問しました。
仮設住宅に一人で暮らすHさん(87)の自宅は、急な坂道が続く山あいにあり、土砂崩れで一部損壊。道も崩壊したままで帰れず、「娘から一緒に暮らそうと言われるが迷惑をかけるのは申し訳ない」と話してくれました。
自宅が全壊した母親(91)が暮らす仮設住宅に介護に通う男性(63)は「被災後、母親の認知が悪化した。要介護3で車いす生活です」と話し、「母親は元の場所で暮らしたいと考えているが、住宅を再建するには、生活再建支援金や義援金などでは、ほど遠い」と語りました。
大平氏は「生活再建支援金を最大500万円に引き上げるよう国に迫るとともに、引き続き、支援策の拡充を国に要望していきたい」と激励しました。
(しんぶん赤旗西日本版1月8日付)