三原市本郷町(豪雨被災地)を訪問 ~要望の聞き取り~
12月26日三原市本郷町へ。7月の豪雨の際、沼田川が氾濫してたいへんな浸水被害があった地域。寺田元子市議とともに、沼田西町に建てられた木造仮設住宅に伺い入居者の皆さんにあらためてお見舞い申し上げ、お話をお聞きした。 「家は全壊でもう帰られん。解体も済ませた。仮設住宅の入居期間は1年に延長されてほっとしとる。医療費免除の証明書を75歳以上は自分で支所にいって手続きをせんといけんといわれた」 「川をもっと掘ってたらこんなことにはならんかった。猫を飼ってるので民間の賃貸住宅には入れなかった」 「洗濯物を干すのに軒が短くてすぐ雨にぬれる。農機具の支援はでるがそれを収める倉庫や納屋の被害は支援対象外」 「175センチ浸かって全壊。建てて11年。大規模改修をして住むつもり。30数年前に越してきたが、当時は川は目の前が見渡せた。今は木が生い茂ってて何も見えない状態だった」 被災者の皆さんが住まいや生業の再建の見通しがたてられるよう、引き続き手厚い支援をかちとるとともに、再びこの地域で安心して住めるよう、沼田川とその支流の氾濫の原因をはっきりさせ、築堤・河床掘削など整備・改修を市民に開かれた形で、しっかりとかつ急いですすめさせることが重要な課題。 年明けに、沼田川の緊急整備事業についての県のレクを受けるとともに、明日、県の「今後の水害・土砂災害対策のあり方検討会」の最終報告が発表される予定、それもおさえつつ調査と検討をすすめたい。