活動日誌

島根県西部地震の被害調査のため現地へ

4月9日昨日未明、島根県西部を震源とする地震が発生したことを受けて、本日、被害のあった大田市と美郷町へとむかいました。

尾村としなり・大国陽介両島根県議、大西おさむ・亀谷ゆうこ両大田市議、福田かよこ前大田市議、中原保彦美郷町議らとともに、住民、自治体、公共施設などを訪問。島根県西部地震視察2018年4月10日_n 島根県西部地震視察2018年4月10日

大田市役所では楫野弘和市長からお話を伺いました。
「現時点で400軒をこえる家屋被害が。明日から危険度判定に5班体制でまわる」
「三瓶の地域がひどい。さんべ荘(温泉旅館)が配管の破損等で休館に。週末の予約もすべてキャンセル。周辺の食堂などからは『もう店をたたもうか』との声もでている」
「昨日は全職員出動の態勢をとったが、長丁場になるだろうから、今後は交代をしながらすすめていかないといけない。他市にも応援を頼みたい」
「避難している人たちから聞き取りもして、長引くようなら市営住宅に入ってもらおうと考えている」

など。

さらに大田市鳥井町の大平地区に住む石飛さん宅へ。
屋根瓦が大きく崩れ、その一部がひっかかってプラプラしているような状態でした。
「ブルーシートをはってもらうよう頼んでいるがなかなかこない。明日は雨になるというから心配」とのこと。
(このことは市長にも直接伝えました)

美郷町では観光施設の「ゴールデンユートピアおおち」へ。
到着すると「立ち入り禁止」のロープが。

石田正幸副支配人が案内をしてくださいました。
天井がはがれおち柱や壁も崩れた状態で、やむなく臨時休館に。
「ゴールデンウィーク目前でもあり、一日も早く再開したい」と話します。
修繕費は町の予算であてるとのことでしたが、同席されていた美郷町の企画財政課の職員の方も頭をかかえておられました。

明日~あさってと上京し、今日伺った状況について政府にもしっかり届けたいと思います。
なによりこれ以上の被害がでないよう、そして被災された一人ひとりの皆さんが一日も早くきちんと元の生活に戻れるよう、私も全力をつくします。