活動日誌

福祉現場の実態を学ぶ

8日、終日岡山へ。

国の福祉施策によって、いま現場で何が起きているのか――各分野でがんばっておられる職場や市民団体の皆さんからお話を伺い、実際の現場も見せていただきました。

まずは、岡山中央福祉会の特別養護老人ホーム「中野けんせいえん」に伺い、施設を案内していただいたのち、各施設の担当者の皆さんから、「利用者さんの負担は限界」「職員がなかなか集まらない」など、深刻な実態をお聞きしました。

続いて生活保護問題。
生活と健康を守る会の皆さんから、「地域や病院などで冷たい目で見られ、外に出るのがつらい」「真夏でもクーラーを我慢し、服はもらい物か古着だけ」など、生活保護受給者への差別的扱いや生活扶助などが削られたことによるリアルな生活のようすについてお聞きしました。

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さらに年金問題について年金者組合の皆さんから年金裁判の経過などお聞きし、最後は障害者の生活と権利を守る岡山県連絡協議会の皆さんから、障害者雇用をめぐる実態などをお聞きしました。

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憲法第25条が掲げている生存権が激しく踏みにじられている実態、生き死ににかかわる深刻な実態が、あちこちに横たわっている。
各分野一人ひとりの怒りのうったえを、胸が締めつけられるような思いで伺いました。
なんとしてもこの実態を政府に突きつけ、政策転換をさせなければなりません。

同時に、皆さん共通して明るくもあり、「負けてたまるか」「私たちの当たり前の権利だ」と元気に立ちむかっておられました。

法律や制度の問題などの新たな発見もあり、たいへん勉強になりました。

皆さんと力をあわせてがんばります。